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メリヤス編みの羊

そうです、遂にアジカンの新曲、或る街の群青がオンエアーされました!カオリはこの耳で聴き取りましたよ!

ロックっていうのは、アンチの精神、何でも疑問に思って果敢に飛びかかって行く姿勢があってこそ成り立つ物だと思う。それと思想だね。カオリはロックに向き合う様になってから、それを考える様になったんだけど、アジカンは、本当にそれが活動に顕著に表れていると思う。今回の作品も、この混沌とした東京にある"何か"の実態を掴もうとしている姿が伺えた。本音を漏らさない日本人。何をやっていても、感情を表に出さず、普段は何を考えているのかさえも分からない状態で、日本という国に身を潜めている。その混沌とした社会を疑問に思い、その疑問を音楽という手段を用いて国民に知らせようとしている。音楽で問題提起する事により、国民はその実情とまではいかないけれど、それに限りなく近い物を手に取れる。そして、それを疑問だと思った人は、心の中で密かに革命を起こしていくのだろう。それは大きくなって、混沌としたこの社会を正しい方向へと導いていくのだろう。

後藤さんのボーカルが、聴いているひとりひとりに対して問題提起している様だった。人はそれぞれ、尺度は違う。誰がこの社会をどう思っているのかなんて、分かりゃしねえ。だからこそ、そこで収まるのではなくて、ひとりひとりに対して、問題提起していく。聴いている側は、自問自答が必要なのかな、と思ったりして。

色んな事考えたけど、やはり新曲もすごいです。ただそれだけ。やはり音楽は素晴らしいね。

by ochestraa442 | 2006-11-09 01:13 | music | Comments(2)

Commented by avril-vert at 2006-11-11 13:25
カオリさん、お久しぶりです、キムです!!
私はまだ「フィードバックファイル」も、「或る街の群青」も聞いてないんですが…(ファン失格) カオリさんの言葉には共感しました。

後藤さんもそうだし、私の好きな他のバンドもそうだし、メッセージや問題提起は違えど、彼らは何かに立ち向かってると思うんです。
それを普段の生活に置き換えると、私でも「?」と思うことに立ち向かったり、伝えたりする努力はしてるんだけど… 彼らにはとうてい、追いつけそうにありません。

そうやって音楽を通して、伝えてくれたり問い掛けてくれたりしてくれることで、感じる人がいるってことは、なにかの始まりですよね。きっと。

なんだかよく分からない文ですが、語ってしまいました。
共感、共感。
Commented by ochestraa442 at 2006-11-11 19:01
キムさん、お久しぶりです!

私の言葉に共感してくれて、本当にありがとうございます!嬉しいです。

そうですね、メッセージは違うとしても、何かに立ち向かっているという姿勢は共通していると思います。キムさんも、きっと伝わっていると思いますよ!伝えたいという思いが強ければ、どんな形であれ伝わると思っています。

音楽を通して、伝えてくれた物を理解したり出来る人がいるって事は、まだ希望があるって事ですよね。